とうとう高3生、あっという間にまた受験生となり天王山が来てしまいそして終わろうとしています。
毎年恒例、息子の最近の様子を記しておきたいと思います。
生活面での変化
ホルモン的なものか? または夜更かしするようになったからか、高2の終わりくらいから息子はよく寝るようになりました……。
夕食で呼びに行ったら部屋で寝ていて(ベッドに寝転んでスマホを見ているか、単語帳や勉強道具を枕元で開いたまま)いくら呼びかけても揺さぶっても全く起きる気配がなく、そのまま朝まで……なんてことが何度もありました。高2くらいまで、こんなことは滅多に無かったのです。
息子はこれまで、「0時までには寝ていないといけない」「カフェインは摂らない」という強迫観念のようなものがあり、23時すぎ位には必ず寝ていたため、朝起きるのもあまり苦労していませんでした。
けれど、昨年の記事に書いた通り高2の夏に、お友達とプログラミングでの開発などを始めてから、夜遅くまで起きているようになり、コーヒーも飲むようになりました(笑)
息子のお友達たちは、高校生に上がったくらいには1時過ぎまで起きていたり徹夜したり、コーヒーやドリンク剤を飲んだりもしていたらしいですし、私自身も中学のころから深夜の番組やラジオが大好きで、高校では学校で缶コーヒーを毎日買って飲んでいました。
最近の、こうしたカドが取れてきた息子の変化を、やっと人間くささが出てきたなぁと、微笑ましく見ている私です。
しかし夜更かしには弊害があり、朝はなかなか起きられずに大変です😓
睡眠に関しては自分でも現状を「よくない」とは思っているようなので、私の方でも7時間睡眠は取れるよう声をかけていきたいのですが、私自身が年齢のせいか遅くまで起きているのがキツくて……。
でも受験まであと半年。
これで最後だと思って、私も出来る限り生活面ではサポートをしていきたいと思っております。
同じように高2くらいからもう一つ変化があり、息子は色々なことに気がついて「ありがとう」と声をかけてくれるようになりました。
今までは私が準備しておいたものなどを、当たり前のように持って学校に行ったりしていましたが、
何がきっかけだったのか、「〜しておいてくれてありがとう」と、受け取った時や、あとで思い出した時などに言ってくれるようになりました。
小さな変化ですが、見えないところでの相手の行動や気持ちを想像して、自然と感謝の言葉が出るようになったことに成長を感じました。
(やっと)これが自走というものか……?
ほぼ私の伴走のみで完走した中学受験。(入試直前期は夫も関わりましたが)
中学に上がってもしばらくの間は、小学生の頃の名残で、家庭学習で私が横につくこともありましたが、段々とその機会も減ってゆきました。
横につかなくなっても、高2くらいまでは宿題をリスト化するように言ったり、テスト前はテストのスケジュールやテスト範囲をプリントさせて、どの日に何をどのくらい勉強するのか一緒に割り振ったり、それをこなせているのか監視したり時にはお尻を叩いたりと、勉強スケジュールを管理するような形で関わるようになりました。
ですが高3に上がってからは、何をどんな風に勉強しているのか、私は全く知らない状態になりました。
時々「これ覚えなきゃ」と私の前でプリントを出してきた時に、サッとコピーをとって貼り紙にまとめてトイレに貼っておいてあげたりするくらいはしています。
頼まれてしているわけではなく、私がなんだか寂しくて「貼り紙作り」という形で関わろうとしているだけです。
内心「いらないのに」と思われているかもです😅
塾への送り迎えや模試会場までの移動も、まるで自分の一部のようにずっと一緒だった中受伴走時代。
今では行ったことのない模試会場へも一人で行きますし、必要があれば途中で時間をつぶしたり、友達とご飯を食べて行ったりもしています。
初めての挫折
しかしながら完全なる自走モードに入るまで、紆余曲折はありました。
もともと勉強に対してやる気が低い息子は、目標や憧れの気持ちがないと勉強するにも辛いだろうと、私や夫は早い時期から大学の文化祭に連れていっていました。
大学の規模の大きさに圧倒されたり、展示を見て「楽しそうだな」とは思ったようなのですが、やはり中受で受験の大変さを経験している分、この先の受験勉強の辛さに見合うメリットがあるのかと(笑)受験となるとその意義を見出せずにいたようでした。
中受の時は、「小学校が嫌すぎてどうしても受験したかった。今の学校の学生さんたちの姿をみて、『きらびやかな未来が見えた』から、努力に見合うメリットがあると思って頑張れたんだけど」とも言っていました。
そんなこと言ってても半分は、勉強したくないボヤキとして理屈をこねているのだろうと、私も判っていましたが(笑)
勉強が嫌だと愚痴を言い始めたのには、ずっと学校の課題やテストに追われながら走っていた中で、高2でプログラミングに熱中した時期があったことも、影響していると思います。
受験学年に近づいたからか、高2くらいで少し学校の課題が和らいだ? んですよね……ほんの少し緩んだその隙を使って、プログラミングや部活動に力を入れることができたのだと思います。
歩調をちょっとでも緩めると、またペースを戻すのがきついですよね。そういう辛さもあったのかな? と思います。
一時期は、あまりに受験へのモチベーションが上がらない自分自身に苦しくなったようで、夜眠れない日があったり、涙を流していたなんてこともありました。
「眠れない」と私のベッドにやってきた夜、びっくりして話をきいてみたら、
「胸がなんだか苦しい」「プログラミングでも大したことないし、勉強もやる気が起きないし、自分はずっとこのままいくのではないか。将来どうなるのか不安」と言っていました。
高2の夏くらいにお友達とアプリか何かを開発していたと去年の記事に書きましたが、何かに応募するためだったようで、少し前に結果が出て審査に落ちてしまったのだそうです。
思うようなクオリティーに仕上げることができなかったとも言っていました。
他の参加者には高校生や高専の方もいましたが、大学生や社会人の方も多く、
ペースダウンしたとはいえ、少なくはない課題やテスト対策をこなしながら、限られた時間で作った作品でしたし、何よりも「初めての作品なのだから仕方ない。この経験を生かして続きを大学生になってからまた作ればいいんだよ」と言いました。
それから「今胸が苦しいのは、落ち込んでいるんだよ。審査に落ちてしまったのなら、誰だって落ち込むのは自然なこと。そういう時は、何もかもがダメなように感じてしまうものだから、考えずに寝てしまうしかない」と、息子の胸の痛みの正体も言語化して伝えました。
実は、気持ちを聞くまでは「何か病気?!」と思って、どう苦しいの?!痛いの? と心配してしまいました😅
高2にもなってこんな会話、幼いと思われるかもしれません。
発達に偏りがあったことで、小学校で苦しんだ経験も、中学受験で並々ならぬ努力をし、幸運にも結果を手に入れたという経験もしましたが、このような「挫折」という経験は息子にとって初めてのことでした。
今までお友達の輪も大きく広げることなく、受験や学校の課題以外で何かに挑戦したこともなかった息子に、いつその時が訪れるのかと、恐れを感じていた私は、今回のことでどこかほっとした気持ちもありました。
誰もが多かれ少なかれ挫折を経験していくうちに、適切な自己評価や洗練された自尊心を手に入れていきます。
今回の件はその第一歩として、これからの糧にしていってもらいたいなと切に願いました。
夜中にそんな会話をした後、幸い息子はすぐに眠ることができ、「私の言葉をまっすぐ聞き入れてくれてよかったな」ということや、「まだこういう悩みや辛さを打ち明けてくれる息子で良かった」と胸を撫で下ろしました。
このように、プログラミングでの開発がうまくいかなかった息子ですが、学校行事や部活動でしてきたことは保護者会で話題にあがると「あれ、息子さんが作ったの? すごく良かったよ!」なんて、ありがたいことに他のお母さんがたに評価していただくこともありましたので、自信に繋げてほしくて息子に伝え、私からも「この点が今年は良かった」と具体的に良かった点をあげて褒めました。
我が家の場合の独り立ちというのは、きっと急に来るのではなく、
かつてはしっかりと握っていた手の、指の一本ずつを解いてゆくように、放し放され、けれど時々は戻ってきてを繰り返すようにして、ゆっくりと訪れるのだと思います。
きっとずっと安泰とはいかず、波乱が訪れる日もあるかと思いますが、他人と比較し焦ったりせずに、我が家のペースでやっていこうと思います。
トンネルを抜けた高3の夏
高3にあがってからも最初の頃は勉強にエンジンがかからず、相変わらず苦しんでいる息子の姿がありました。
個別に見てもらっている先生からも、あまりに進んでいない課題に「なんでこんなにやる気が無いの?! 今年合格したいんだよね?!」なんて言われてしまう始末でした😅
私自身、高校時代に管理型の進学校に入ったことで(私には合わなかっただけですが)、課題の量にぷつっとやる気の糸が切れて勉強から逃げ出してしまったという過去があります。
苦手な教科や課題の量に押しつぶされそうになる苦しさは身をもって知っているため、
「大学受験は自主性をもって臨むものだ。本人の好きにさせろ(ただし陰でうまく転がしてやる気にさせろ!)」なんて、色気を撒き散らしながらも気取っている夫の姿勢も良いことに、
私は息子にこっそりと「大学受験は別に無理にしなくてもいいからね」と言ってきました。
プログラミングをしたければそういう学校に通ってもいいし、独学でもできるし、本当に辛いことならしなくていい。
「あなたが小学生の時に見せてくれた頑張りで、お母さんはもう十分なの。あんな経験をさせてくれてありがとう。これからはあなたが幸せでいてくれればもう何も望まない」なんて言いながら、思わず泣いてしまった日もありました。
息子はええっ(゚Д゚)って感じでビビっていましたが。笑
しかし、そんなお涙頂戴みたいなやり取りで湧いて出てくるような、やる気というやつは都合の良いものではありません。(いや、私の心からの言葉でしたが)
やはり、「理系志望なのに数学が苦手」という、「主要教科のバランスの偏り」が響き、目標を定めづらかったことが一つのネックだったのだと思います。
以前から息子の志望校は二つの国公立で揺らいでいました。

高2の模試は駿台・全統・アドバンスト・プロシードを受けていました。
それらのテストで「主にC判定だった大学(X大とします。11月のアドバンストだけB判定になりました)」より、もう片方の国公立大学(Y大とします)の方が偏差値では下回るので、判定はほぼAおよびB判定でしたし目指しやすかったはずでした。
ですがY大は数学の配点が高いため、実際の入試ではかなり難しいことが目に見えていました。
息子自身も自覚していて「この大学は数学で絶対無理」と以前から言っていました。
私立の候補である大学(Z大とします)も同様に、「判定上の偏差値」と「実際の配点」のギャップによるジレンマで、ここぞという志望校を定めづらかったのです。
うまくいかないものですね😢
息子の凸凹特性が、こんな風に大学の進路にまで影響し悩ませてくるなんて、思いもよりませんでした。
いや、数学の苦手は特性から来ているのかもはやわかりませんが、図形が苦手でケアレスミスは相変わらずですし、「言語凸で文系が得意でもコンピューターが好きだから理系選択」という道のりも、「興味の偏り」という特性が影響してそうですね。
ですがその後、単純なことに、C判定ばかりだったX大が、3年になって受けた全統共テ模試でA判定だったことで、突然やる気を出し始めました。
とはいえ天井のある共テ模試での評価ですので、現実はずっと厳しいことを本人も理解していますが、この結果が「数学がネックになって身動きできなくなっていた」息子の背中をひと押ししてくれたようです。
急にギアが入り、自分でスケジュールを立てたり、スマホを弄らないよう何もアプリを入れていない普段使っていないスマホ(←秋葉原の500円くじで当たった景品)にシムを入れ替えたりまでして(°_°)現実に向き合い始めました。
高嶺の花と見上げていた綺麗な山が、一歩足を踏み入れたその場所から、険路へと変わった夏でした。
学校の成績と塾
順序が逆になった気もしますが、こんな息子の、理系コースでの成績や受験勉強について少し具体的に触れておきますね。
・数学凹(今回特に数Cが低かったようで期末は下位30%台でした。本人曰く「やらかした」らしいのですが……)
・文系教科凸(国語古典英論表政経1桁番台で英コミュ20番台くらい/理系コース内)
という感じで、全教科でならすと学年順位は去年とあまり変わらない感じでした。
模試では上がったり下がったりしていた物理化学は、考査では真ん中よりは上を取れていましたので苦手意識はないようですが、特に尖ってもいない感じです。
模試の方は、前述しましたがなんだか沢山受けるようになっていて、主催の塾がそれぞれ違うため申し込みやら結果の確認の仕方がごっちゃごちゃで私が混乱しています……。学校で受けて受験番号控えてすらこなかった息子のために、電話で問い合わせたことも2回。。😱
3年の1学期に受けたのは、河合の共通テスト模試と駿台全国模試でしたが、上に記したように共テ模試で志望校A判定、駿台でB判定でした。
そしてこの夏受けた志望校の冠模試2つの結果はまだ出ておりませんが、本人曰く「現実の厳しさを知った」とのこと、とっても難しく、出来なかったようです。
「数学の解答用紙間違えたとこに書いてた」とか、「理科はどう記述したらいいのかすら分からなかった😵」
とのこと、でもそういう経験のための冠模試ですものね。
全国規模の大学受験は、中受よりずっと熾烈な争いなのだろうな……とか、私も戦々恐々としています。
苦手な数学は、ご縁があって頼むことになった、数学が専門の方に、去年に引き続き個別で見てもらっています。
色々な大学の入試問題や「大学への数学」を使って演習をしたり、答案の書き方も学んでいるようです?(多分。。数学や大学受験について詳しくなく曖昧ですみません)
去年からその先生は1日1題の宿題や、「大学への数学」の課題も強制で与えてくれていたので、嫌いなことを自主的にやりたがらない息子には、難問に挑む本当によいチャンスを与えて下さいました。
その先生曰く、息子の答案は「前提など書きすぎているせいで制限時間に間に合っていない」とのこと、でも本人は「どこまで削っていいかがわからない」とのことでした……。
またやはり計算ミスについても度々指摘されていて、最初に必ずミスをしてそのあとが全て合わなくなってくるから、最初に計算ミスをしないようにしたい。
でもそれを指摘してしまうと気になって余計にミスするから指摘しないほうがいい、と(笑)じゃあどうすれば!みたいなことも言われました。
とりあえず、本番で1問目に入る前に1回何かを計算して、そこに最初のミスを逃しておけば?(笑)みたいな、よく分からない提案をしてみました。
また、個別の先生と私とのやりとりで、印象的な出来事がありました。
去年の秋ごろだったかな。
数学のパターン学習をしている時「こんな問題解いてても絶対入試問題なんて解けるようにならない!」と自棄になって課題が手につかない息子に、私がなんとか宥めすかして机に向かわせようとしていた頃です。
算数の中入試では、とても解けそうにない難しい大問が出たとしても、(1)と(2)くらまでは息子にでも何とか解けそうな、誘導問題が用意されていました。
ですので、算数に苦手意識のある息子には、「最後まで解けなくても良い。(1)と(2)を取れば合格できる!」だから確実に(1)と(2)を取るために、この問題集をやろう。428問題をやろう。みたいに励ますことができました。
ですが、大学受験の数学ではどんな出題のされ方なのかが分からないですし、
中受の時のような励まし方が通用するのか分からない。
通用しないならばどう励ましたら良いのか、「なんて声をかけてあげたらいいのでしょうか」とその先生に相談したのです。
すると、先生から一言。
「何も言わないでください」と。笑
下手にこじれて直前になってもう志望校じゃなくてもいい、みたいになると困りますので。
お母さんはとにかく我慢して何も言わないでください。
と私が諭されました(笑)
えええ? 励ます言葉を知りたかっただけなんですが……
だって目の前で悶えて絡んでくるのにどうすれば……
と不本意でしたが、この先生は経験も豊富なので、きっと数多くの家庭でそういうケースを見てきたのだろうな、と、大人しく受け入れることにしました。
あれからもうすぐ一年経つのかな(早い)
やっと数学も課題以外に自発的に問題集もやり始めた最近の息子。
「どう考えても時間が足りない」😱と、夏休み後半のスケジュールを見ながら嘆いています。。
これまで、悶えたり絡んだりパソコンに逃げたりと、時間は山ほどありましたが……でも、その過程あっての今とも言えますしね😅
そして塾の方は、去年までは数学のみでしたが、今年は化学の授業も追加しました。
昨年末に塾で面談を希望し、各教科と講師の先生の特徴について詳しく教えてもらい、曜日との兼ね合いも考えつつ取る授業を息子と決めていきました。
塾で化学の授業を受け始めてから、「化学の面白さが生まれて初めて分かった😮」とのこと。
物理については、通っている塾では一律微積を使って解くらしく、「難しくて例年脱落者が多い」との塾側からの言葉を受けて、物理自体取るのをやめました😅(既卒生や数学得意な子でしたら微積でも良いのでしょうけれど)
これまで学校で物理の講習が開かれれば必ず取るようにしていましたし、今後も学校の講習と自宅学習で物理は対策していく予定です。
国語も・・・おそらく学校の講習と自宅学習で対策する形になりそうです。
英語はもともと得意なこともあり、塾での平常授業は取りませんが、季節講習や直前期に授業を入れていく予定で、この夏も英語の作文読解リスニングをそれぞれ取りました。
今年の夏休みは学校と塾の夏期講習・そして個別でほぼ埋まっている状態です。
小学生の卒業文集に書いた息子の座右の銘は「人生山あり谷あり」でした。
ええ、それって座右の銘なの?! と思いましたが、登校しぶりから通級を経て小学校に小さな居場所を作ることができたり、宿題で苦しんでいたのが過酷な受験勉強を経て合格を手にしたり、言われてみれば息子のこれまでは「山あり谷あり」の連続だったのかもしれません。
再び険路を歩み始めたそんな息子の姿を、これからもハラハラと見守っていきたいと思います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。


コメント