中学受験生の”睡眠”と”遊び”を確保したい!我が家の『時間集め術』

凸凹中受の工夫

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我が家ではMクラスにあがった5年生の秋くらいに、生活リズムがガタガタッと崩れてきてしまった時期がありました。
宿題の内容が急に難しくなってきて、寝るのが11時を回ってしまうようになり、睡眠時間が徐々に削られていきました。

そしてとうとう育成テスト(週テスト)中にぼーっとしてしまい、回答用紙の半分が真っ白だった、ということまでありました。

こうした状況を省みて、足りない睡眠時間をどうにか捻出しようと工夫を重ねるようになりました。

昔から私は「時間管理」という言葉が、どうにも苦手です……。
スケジュール表などを作っても、その通りにはいかないという、失敗の記憶しかないからです
(ですが、塾や学校に行く必要のなかったコロナ禍での自粛期間においては、ある程度スケジュールに沿って過ごせました)

というわけで、スケジューリングのお手本などはお見せできないのですが、
この記事のタイトル通り「1分でも長く睡眠を」目指して「時間集め」をしていましたので、その方法をまとめてご紹介いたします。

※ この記事内で書いている工夫は「5年生から6年直前期までの間で、学校も塾もあった時期」にしていたことです。
コロナ禍の自粛期間中にどう過ごしていたかは、また何かの形で触れたいと思っております。

息子のラズくんは、処理速度に凹があったためか、新しい動作に取り掛かるたびに、一々時間がかかってしまっていました。
日常的な動作を、ゆっくりでも一つ一つこなしていくことは大切だとは分かっていますが、いかんせんいくらあっても時間が足りなく感じた中受時代は、私がラズくんのローラースケートになった気分で、何もかも先回りしこなしてあげることにしていました。

チャップリンの映画「モダン・タイムス」に出てきた昼食マシーン、記憶にある方いらっしゃいますでしょうか。6年後期はまさにあんな感じでした(笑)
見る方によってはドン引かれてしまうかもしれませんが、処理力に凹のある我が家は猛烈に忙しい受験期をこうして乗り越えた、ということでご紹介いたします。

ランドセルの翌日の準備は、親の私がセットしていました。
連絡帳を見て、宿題があったらすぐに取りかかれるよう、塾に行っている間に机に準備しておきました。
ドリルなど学校でできる宿題は休み時間にこなしてくるようにラズくんには言っていましたので、そうした宿題を持ち帰ってくることはありませんでした。

例えばですが、家庭科で「自分で栄養バランスを考えた料理を作る」という宿題が出た時は、材料を全て洗って調理器具もセットしておき、塾から帰宅したら手早く調理ができるよう夫についていてもらっている間、私は感想を書くプリントにどんなことを書いたらいいかを考えながら写真を撮ったりしました。(写真か絵を添付とあったので)
調理中にラズくんが言っていた言葉や、悩んでいた場面などを覚えておいて、「こういうこと言ってなかった?」と助言すると、感想欄をスムーズに埋めることができました。

自学が宿題になっていた場合も、過去の記事にも記したように、時間のあるときに白地図を書き貯めておいたり、カラーテストや学校のプリントで間違えた問題を解き直して貼ったり……などがすぐにできるように、切り貼りをして準備しておきました

親が手伝えることはなるべく親がして、空いた時間を「睡眠か遊び(遊びについては下の項目でまとめています)」に充てるように意識していました。

我が家がこの方法を始めようと思ったきっかけは、二人の方の影響があります。
お一方は「お子さんに靴下を履かせあげていた」と仰っていた佐藤ママ、そしてもうお一方は、完全に受験に振り切れていた知り合いのあるお母さんです。

御三家にお子さんを入れたというそのお母さんは、入浴を終えたお子さんの体を拭いてあげていたと仰っていました。そのくらいしないと時間がないよ!という言葉に「そういうのもアリなんだ!」と、私の中で認識が変わりました。

それまでのラズくんは、とっても入浴に時間がかかっていました
そこで、ラズくんが体の前面を洗っている間に私が背中や頭を洗ってシャワーを上から一気にかけると、あっという間に終えることができました。(もちろん、私自身は一緒に入浴せずサポートに徹します)
湯船に入ってからも、長風呂にならないように浴室の外から「そろそろ出ようか」と声をかけてあげ、上がったら一気に体を拭いて着替えさせるとトータル5分あまりで入浴を終えることができました

それから、時間の話からは逸れてしまいますが、入浴といえば我が家では「湯船で読む専用の本」を作って置いていました。
ラズくんは生物分野に興味がなく苦手だったので、生き物の育て方の本や図鑑を置いていました。
本当に時間がないときは2〜30秒数えて湯船から上がるようにしていましたが、休日など少し時間のあるときは、読むことが好きなラズくんが自然とその本を手に取るようにと、浴室に置いていました。
紙の本ですが、できるだけしっかりした紙質の本を選び、浴室用なので濡れてもOKとしましたが、湯船の蓋を半分あけて、蓋を机のようにし、タオルを敷いた上で読めるようにすればあまり濡れませんでした。

↑ラズくんがお風呂で読んでいた本です。節足動物の分類や完全・不完全変態など、中学受験用の知識とは別に、「あまりに生物に興味がなさすぎて常識的なことも知らなかった」ので買った本です😅
ラズくんはちゃんと読んでいたようで「僕の知らない世界が広がってた……」と言っていました。

私は学生時代、フィッティングのお手伝いをしていた経験がありました。
コレクションの舞台裏でモデルさんが超絶早く着替えるアシストをするお仕事です。
脱ぎながら半裸で足早に戻ってくるモデルさんを、服をすぐに着せられる状態に持ったり置いたりしておいて待ち構えます。アイテムごとに着方も決めてあり、例えばシャツのボタンはモデルさんが上からとめていくので、私は下からとめていく、みたいな感じに息を合わせて素早く着替えます。
その時の経験を役立てて(笑)ラズくんをモデルさんのように超絶早く着替えさせて小学校へ送り出していました。
支度の時間を短縮することで起床時間を少し遅くにずらすことができますこのようにして、とにかく「一分でも長く」寝かせるよう意識していました

食事は食べやすい形状で、私にできる限りの範囲でですが、栄養を摂れるように工夫しました。
日能研で軽食(主におにぎりとちょっとしたおかず)を食べてきたラズくんは、帰宅後に、解き直しをしながら汁物と残りのおかずを食べていました
親も時間がないなかで品数多くは作れませんし、食べる負担も考えて、汁物で野菜をより多く摂れるよう、具を最低3種類は入れるようにしました
不器用なラズくんが食事しながら解き直しをしていた様子は、下の項目に詳しく書いています。

また、我が家の朝食はトーストの日が多いのですが、レバーとニンジンとセロリ、玉ねぎや香辛料を炒め、ブレンダーにかけたレバーペーストをたくさん作っておいて小分けで冷凍しておくと、手軽にたんぱく質や鉄分も取れるので良かったです☺️ 私は生クリームで作っていましたが、牛乳でも作れるようです♪

処理力の低そうな我が家では、6年生になってからは特に、本当にどこにも行きませんでした。
6年生の時、夫がある懸賞に応募し、ディズニーランドのチケットが当選したのですが、コロナ禍で延期になり、秋にやっとチケットが届いた、ということがありました。
可哀想だったのですが、夫の再三の願いも無視し行きませんでした。
だって6年の秋ですよ?! 
「そんなに行きたいなら職場の人とかと行ってきなよ! 私は気にしないから!」とも言いましたが(^^; 結局誰も行かずに無駄にしてしまいました。
今でも本当に行かなくて良かったと思っています
ちなみに合格した後に、夫は執念で再びその懸賞に大量応募して当選し、そのときは一緒に行きました。
ワールドバザールでお出迎えしてくれるスタッフさんたちの間を進みながら
まじで嬉しい! 本当に来たかった……あれ、なんか涙が出てきた……本当に嬉しいんだなオレ……」と、しきりに感動していました😒
(懸賞名を書いていたのですが、「ライバルが増えるからやめてほしい」と夫に言われたので伏せました……最近当たりにくいようです)

と、どうでもいいお話を書いてしまいましたが、
このように私は、新6年生になってから、コロナ禍があけても近所のスーパーとカフェ以外に出かけるのを控えていました
私が疲れてしまうと家事やラズくんのサポートが十分にできなくなってしまうので、ラズくんが塾に行っている間であっても遠出は控えました

ラズくん自身も「出かけることが好きなわけではなかった」ので、勉強の気分転換にも出かけませんでしたが、もしもお出かけや買い物が好きなタイプだったら、また別の工夫を考えたと思います☺️

私自身、受験期は時短・省エネのために美容院には行きませんでした(こちらも佐藤ママから影響を受けました)が、ラズくんも自宅で散髪していました
当時はよく切れるハサミと梳きバサミでラズくんの髪を切っていましたが、中学校に上がってからの保護者会で「バリカンで切っている」というお母さんのお話を耳にして、私もバリカンを導入しました。
ということで、未だにこの「自宅散髪」は続けています。
今でも長期休みを除いて忙しいのには変わりありませんし……。
ただ、ラズくんが将来的に美容院でオーダーできなくなったら困るなあと思い、大学生になるまでには美容院に行くよう勧める予定です😅

セルフカットの方法ですが、youtubeに参考になる動画がたくさんありますので、未経験でも上達していきますよ。
最初は、私の母親やママ友さんに「自分で切った?笑」と、若干引かれ気味に指摘されましたが(^_^;)、
道具を揃えて動画を見ながら切るようにしたら「これも自分でやったの? 分からないね」と言われるくらいにはなりました

当時見ていた動画は↓こちらです。ハサミをよく切れるようにする工夫から、ハサミの持ちかた、指で髪の毛を掬いながらクシを持って切る方法まで(後編にあります)、基本動作を丁寧に説明してくださっています。

バリカンを買ってからはこちら↓ を参考にしました。バリカンは本当に楽ですし、バックスタイルをスッキリ綺麗に作れます!

我が家で使っているバリカンは「パナソニックのER-GF41」です。
6種類のアタッチメントで長さを調整できるので、短く刈り過ぎてしまうことがありませんし、刃の部分を水洗いできるので、サッと濯いで自然乾燥→翌日仕舞うだけなので楽ちんです。

散髪ケープはこちらを使っています↓

畳み方が難しいというレビューもある通り、私も時々うまく畳めないことがありますが、下の写真のようにクルクルっと丸めてクローゼットの隙間に突っ込んでいるので問題ありません😅

そして散髪中のラズくんはというと……
動画を見たり、マイクラをしたりしていました
散髪の時間を「貴重な遊びの時間」に充てることができるのです! しかも塾の後、夜10時からでもカット可能こんなに効率的なことってないじゃん! と思っていました。

ただし「素敵な美容院でカットして、帰りにカフェでお茶するのが楽しみ」というタイプの親御さんやお子さんは当然話は別ですけれど。
我が家は、たまたま「美容院に予約を入れる手間や移動や待ち時間をかけずに済み、カット中の時間を子供の遊びにあてられて、その分勉強が捗るならそれでヨシ」という親の考えと、「どんな状態でもゲームやパソコンさえできればそれが最高の幸せ」という子供だったので向いていたやり方でした。

さて、ゲームやパソコンさえできれば幸せな反面、ラズくんは、こうした「好きなこと」ができなくなると、ものすごくストレスを感じるタイプでもありました
(小学生のお子さんの多くも、きっと似たような感じではあると思いますが……)

ですので我が家では、どんなに忙しい直前期であっても、大好きなゲームやパソコンを触る時間は無くしませんでした。
平日塾で帰宅が夜遅くなる日は15分という短さになってしまいましたが、必ずご褒美の時間を作るようにしていました。
睡眠、そして遊びの時間を作るためにも、「自宅学習もできるだけ効率化を計る」ようにしていました
それでは、以下に我が家で工夫していた学習法を書かせていただきます。

ラズくんが塾に行っている間に、マイ日能研で解答やアンサーガイドなどをプリントアウトし、模試や週テストで間違えた場所をピックアップしておきました。
まず、間違えた問題、解答、解説全てに印をつけ、パッと見つけやすくします。
次に解説解答と答案を見比べて、なぜ間違えたのか、どんな穴があるのかを考えて、アドバイスを赤字で記入しておきました。ちょっとした「赤ペン先生」になる感覚です。

このように、見るだけで再確認すべきポイントがわかるようにしておきました。
例えば、右側のページの降水量は「金沢・岡山・高知」の三つを答えさせる問題で、間違えた高知だけを確認すればよかったのですが、変に頭を使わなくてすむよう、パッと見直しが終わるように、全てのグラフと地図に地名を書き込んでいます
またアンサーガイドの解説も、読むべき部分だけにマーカーしておきます。

こうすることで、算数以外の教科は「読むだけ」で解き直しが完結するので、ご飯を食べながらでも済ませられるようになります
また、赤ペン先生方式ですと、直接的な親子間のやり取りがなくなる分、親子バトルも減らせるのではないでしょうか😊

我が家では食事中に何かを読むときは、よくブックスタンドを利用していましたが、ラズくんは過去の記事で触れましたが、食事で手が汚れるので😅 問題やプリントしたものが汚れることもありました。
ですが、終わったテストですし使い捨て感覚で、そこはもういいやと割り切っていました
ちなみに我が家では、「一度終わって解き直したテストを、暫く期間をあけて再び解く」という時間は一度も取れないまま受験終了しました😓

こうして並べ連ねていくと、この記事に書いている様子は何から何まで他所様にはとても見せられない光景ばかりです💦
ちょっと恥ずかしいのですが、我が家のように処理力や馬力の少ないお子さんのサポートに、少しでも参考になればと、思い切って公開させていただきました。

過去の立体日本地図の記事にも書かせていただきましたが、我が家では暗記物は、私がまとめたものをトイレによく貼っていました。
苦手な生物の分類は写真をコピーし切り貼りしたり図を描いたりし、視覚的に整理できるように工夫しました。
平方根の語呂合わせや、育成テストの前に、範囲内の歴史の暗記事項を書いて貼ったりしたこともありました。

当時テキストに岩石のカラー写真がなかったので、ネットで探してきてプリントしました。カラー写真の掲載がなかったものは結構あったので、図鑑やネットで探してきて見せるようにしていました。


この先にあげる工夫にもいえることですが、机に向かってする、「ザ・勉強」という時間を少しでも減らそうという工夫は、時短のためだけでなく、「少しでも勉強の負担感を軽くしたい」という目的もありました

物理系が得意な反面、地学生物系にあまり興味が無く、丸暗記が苦手だったラズくんのために、星座のクロスでお弁当を包んだり、小学校で使う鉛筆は新幹線の駅名が柄になっている「クツワ駅名えんぴつ」を持たせていました。(実際にそれらを見ていたから覚えたのかは分かりませんが🤔)

↓こちらのクロスは星座だけでなく、季節の大三角形や一等星の名称までプリントしてあります。
当時は夏の星座が完売していて手に入らなかったので、我が家では冬の星座のみ使っていました。

また、通っていた日能研の近くにあるデパートに和食器屋さんが入っていたので、一緒に食器を物色し、ラズくん用に焼き物や漆器など伝統工芸品を選ばせて買ったりしました。
「私は絶対に買うことがないだろうな〜」というカラフルで結構お高めな九谷焼のマグをラズくんが買ったときは、すぐに割ってしまい、本人はショックを受けていましたが、そういう出来事もかえって記憶に残るきっかけになったのではないかなと思いました。

我が家は塾への送り迎えは車ではなく自転車でしたので、曲を流したり動画を見たり仮眠を取ったりなど移動時間を活用することは残念ながらできませんでした。
ですが、信号待ちは何回かあったので、その時間を活用しようということで、暗記の確認時間にしていました。

国語の授業があるときは漢字小テストの再確認を口頭で(過去記事の、口頭白地図のような要領で、または指で空に書いて見せて)、週テストの前は復習の社会を予め見て覚えておき、質問したりしました。


また、いつか公開できたらいいのですが……私が考えた「3.14の段の歌」を唄ったりもしました。

日能研に到着するまで、全部の信号にひっかかれば4回もこうしたチャンスがありました(笑)
1分もない信号待ちの時間なのに、いろいろなことができていたのだなあ、とチリツモのもたらす成果にも、つい思いを馳せてしまいます。

余談になるのですが、信号待ちの間には、暗記確認の他にもいろいろなやり取りをしていました
学校や塾で起きた出来事について、ちょこちょこ話を聞き出したこともありましたし、時事的な話題について話したこともありました。

また、登り坂で懸命にペダルを踏み込むラズくんの足を後ろで見ていたら、急に込み上げてくるものがあり、信号で止まった途端に衝動的に声をかけてしまった事も幾度もありました。

「お母さん最後までずっと隣で走るからね! だから走り切ろうね!」

汗だくになったり寒さに震えたりしながらも、毎日のように往復した日能研までの道のりは、大変でしたがふと恋しくもなる、特別な記憶として胸に焼きついています。

色々と工夫やサポートを重ねた結果、なんとか ”やるべき事” をこなしながら日常を回すペースを掴めました。ですがそれでもやはり、たっぷりと睡眠を取れているとはいえない状態には変わりがありませんでした。
それならば「睡眠の質を高めよう」と、意識していたことを二つあげさせていただきます。

どんなに時間がなくても、短時間でもいいので湯船で体を温めるようにしていました。
本当は就寝2時間前にぬるめのお湯でゆっくりと入浴した方が深く眠れるそうなのですが、時間的に無理でしたので、「短時間でも湯船で温まる」ということだけでも意識するようにしていました。

室内の二酸化炭素濃度が一定以上に高まると、睡眠効率や深い睡眠を妨げてしまうのだそうです。
そこで冬の寒い時期でも「寝る直前までの寝室の換気」は必ず行うようにしていました。

今回は、時間のない中学受験期に、「時間集め」のためにしていた工夫をご紹介いたしました。

この記事を書きながら、ふと、私自身の過去の記憶が蘇りました。
これまで綱渡り人生だった私は、中学生時代もよく遅刻ギリギリに家を出て、学校までダッシュしていました。
あるとき、私はダッシュしながら思いつきました。

今より速く走れば本来到着するはずの1分前の学校の様子を見ることができるかもしれないし、もっと速ければ3分前の様子まで見れてしまうかもしれない。
本来の速さなら、いつも着く時刻の学校の様子しか見られないのに!
(タイムスリップってこういうことなんじゃない?!)
……と、すごい発見をしたような気分になった私は、その夜、興奮しながら父親にそのことを話しました。ほんとバカですが😅
「それは時間を節約しているだけだ」
と一言返されて終わりました。

あれから30年以上経ち、息子に伴走していた私の頭に再びある考えが飛来しました(笑)
志望校までの距離は、速さと時間を掛け合わせた分だけ縮んでいくのではないか
志望校までの距離は、自分のいる位置と志望校設定によって変わるため、人それぞれに違います。
そして手持ちの時間とスピードも人によっては違うけれど、だいたい最初から決まっている。
時間とスピードをかけて距離から差し引いて、足りる場合は手が届くけど、きっとラズくんは届かない。
ならば足りない時間とスピードを、私が補えばいいだけだ!

そうすれば、本来なら見れなかったはずの風景が、息子の姿が見れるのかもしれない!と。

受験を終えてみて、当たり前ですがそんな単純なものではないことを思い知りましたが、
伴走中の私はその考えを信じ込み、カーリングの選手がスイーピングをするように、ラズくんが進もうとする道をひたすら整え準備し、声をかけてきました。

まあ、一言で言ってしまえば、結局は時間を節約していただけですが(笑)

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。


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