『登校しぶり』に悩んだ小学校時代① 息子の場合、現在と過去の様子

小学:低学年

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なるべくコンスタントに更新したいという目標があったのですが、私生活がバタついてしまい間があいてしまいました。
息子のラズくんは私のパソコンを使って、部活の講習会で習っていたなんとかという言語(何回聞いても忘れてしまいます😵)でゲームを作っているようなので、ゴールデンウィーク中もあまり集中して書けないと思い、少し細切れにすることにしました。
後でまとめられるようなら、一つにしようと思います🙇‍♀️

「元気に登校する小学生像」は幻でした

小学生は毎朝元気に「いってきまーす!」と登校していくものだと思っていましたが、待てど暮らせど息子のそんな姿は見れませんでした。

我が家では5年生くらいまで登校しぶりが酷かったです。
実に365日、日曜日だろうが夏休みだろうが、1日も忘れることなく「学校が嫌だ」と言い続けました。
もしかしたら口癖になっていたのかもしれませんが、
何か嫌な感じがする……何か嫌な感じがする……あ! 学校だ!!」と、

「ええ! 今再認識?!」と、学校や先生に申し訳なく思ってしまうくらいの嫌がり様で😅 本当に苦痛を感じているんだな、ということが伝わってきました。
こんなに嫌な場所に週に5日、6時間も居続ける辛さはいかほどのものかと、可哀想にもなりました。

このような様子から分かるように、息子の登校しぶりは、いじめがあった、とか嫌な先生がいる、とか何かハッキリとした理由があったわけではない「原因の分からないもの」で、本人に何故かと聞いても明確な答えが返ってくることはありませんでした。

今現在、あの頃どうして学校が嫌だったと思う? と尋ねると、やっぱり「理由は分からない」としながらも、「授業が苦痛だった」ということは、一つ確かな理由として思いついたようです。
「なんで授業であんなことをしてたのか意味が分からなかった。特に国語は本当に意味が分からなくて苦痛だった」と言っていました。

字面だけみると、ちょっと斜に構えたように、そして「本当はそこまで辛くなかったのでは?」とも見えてしまいそうですが、本人は本当に苦しんでいました
毎日その姿を目の当たりにしていましたし、休むことなく「学校が嫌だ」と4年間訴えられ続けたのは、家族もかなりしんどかったです。

現在は元気に通っています

ちょっと話がそれますが、現在、私は学校の行き帰り、息子に付き添って自転車で駅と家を一緒に往復しています。
小学校時代の通塾時もそうしていました。
カバンが重いので私の電動自転車に乗せているのと、朝は急いでいる人が多いので(うちもですが……)交通事故も心配で付き添っています。
(周りにそのことを知られると若干引かれますけれど……(・_・;)

ラズくんの学校のお友達のなかには、自宅から駅までのあいだに危険な場所がなく、駅まで1人で自転車で通っているお子さんもいるようですが、
我が家の方では意外と、中学生で朝自転車に乗っているお子さんをほとんど見かけないのです。

来年か再来年くらいにはラズくんの体格が大きくなってきて、周りの自転車の高校生たちと同じくらいの安定感になってくると思うので、そのくらいまでは送り迎えの付き添いは続けようと思っています😅


話が逸れましたが、毎朝駅まで自転車で見送ると
「行って来ます😊」と現在の息子は、必ず笑顔を(マスクなので目を細めて……)見せてくれます。
当たり前にも思える姿ですが、4年ほど前の私にとっては奇跡のような光景でした。

現在通っている学校が幸運なことに息子に合っていた、ということもありますが、彼自身の成長もあるのだと思います。
この姿が見れるようになるまでに、決定的な解決策があったわけではありませんでしたが、我が家の場合ですと、徐々に徐々に、段階をふんで楽になっていった様子が、当時の通級の連絡帳から見えてきました。

登校しぶりは他の子にもあった

また、小学校時代のことを思い出すと、PTAで一緒に役員をしていたお母さんも「息子が、学校がイヤだと訴えている」と悩んでいました。
ラズくんと違って、そのお子さんはとても大人びていて、運動も勉強もできる落ち着いたお子さんでしたので、信じられなく思いました。
ですが、お母さんは涙を見せながらその話を私に打ち明けてくれました。お母さん自身も真面目でいつも一生懸命な方で、自分のそうしたきちんとしすぎるところが影響しているのかもしれない、などと悩んでおられました。

他にも、学校が辛くて悩んでいたお子さんは、そのお子さんを入れて、私の知るだけでも同じ学年で4人いました。
ちょこちょこと欠席を挟んで休息を取らせたり、先生にも親にも気持ちを話せないお子さんには「子供の人権110番に電話をしてみる?」と促してみたり、学校を休んで1週間家族で海外旅行に行ってしまったり(!)、それぞれのご家庭のやり方で、なんとかかんとか日々をしのいでいたようでした。

どのお子さんも男の子でしたが、ラズくんよりも大人っぽく見えて、お友達もいて、一見何の困りごともなさそうに私からは見えるお子さん達でした。
みなさん最後まで、普通に登校し卒業しましたので、お母さんから話を聞かなかったら、そんな悩みを抱えていたなんてまるで気づかなかったと思います。

それぞれのお子さんの家庭での様子を聞いて、お母さんの辛さを我が事のように感じながらも、一方で、このような言い方は不適切かもしれませんが「うちだけではないんだ」と少し気が楽になったりもしました。

学校が嫌に感じた原因は4人のお子さんそれぞれに違うと思いますし、我が家も「授業が嫌だった」だけが理由ではなかったと思います。

我が家は我が家の経験したことしか書けませんが、「そういうこともあるのか」と参考程度にしていただけたり、「うちだけじゃなかった」と、昔の私のような気持ちになってもらえたらと思い、今回は我が家の小学校時代最大の悩みでもあった「登校しぶり」について、

「私や夫のあがき」と、それに対する「通級の先生の意外な反応と、解決法ではなかったけれど、捉え方へのアドバイス」、そこから私が考えた「学校が嫌だ」という気持ちについて、書いていこうと思っています。

前置きだけで長くなってしまいましたが、ここまでお読みくださり、ありがとうございました。


コメント

  1. ain より:

    うちの子も行き渋りがあったときがあったので、ひきこまれて読んでしまいました。
    これといって解決策はなく、常に寄り添い、あとは少しづつ本人の成長とともになくなっていきました。
    当時の色々な感情を思い出させてくれた気がしました。

    • 凸凹くん母 凸凹くん母 より:

      コメントありがとうございました!
      お子さんも行きしぶりがあったのですね。
      あまり人に言う機会がないけれど、意外と多くの親御さんが悩んでいるのかもしれませんね。
      常に寄り添われていたとのこと、お子さんは心の支えになったことと思います。
      私はこの先の記事に書きますが、無駄にあがいてしまって
      子供の気持ちに寄り添えていなかったな、と後悔しています。

      同じような経験をされた方に、そう言って頂けて嬉しいです。ありがとうございました☺️

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